昨年お金を貯めて古民家を買うことにしました。
土地も併せて１４０万円と、かなり格安で購入出来ました。
しかしそれには理由があり、土壁の外壁も内壁もぼろぼろの家で今まで誰も買い手がいなかったからみたいです。
確かに端から見たら住めるものでは無いように見えますが一戸建てを１４０万円で買えるなんて夢のようなので自分で直せば何とかなるだろうと軽い気持ちで買い、
JAから紹介してもらった近所の詳しいお爺さんに頼りながらやってみることにしました。
色々話を聞くと土壁にも色々種類があり、その種類は土壁の最後に塗る仕上げというもので変わりそこまでの課程はあまり変わらないと教わりました。
竹で格子に編んだ上に土壁を塗りその上から色んな土を塗りつけます。
土と藁と水をこねて寝かし塗るものや、川砂や石灰やスサや糊、中には鉄粉等を入れわざと酸化させて錆を出させるものもあるみたいです。
色も赤、白、茶、黄、錆色等様々あり選ぶだけでも楽しくなりました。
性質もとても便利で防火防水で断熱力も高く、湿気を土壁が吸ってくれるのがとても魅力的で昔の人はよく考えたなと感心しました。
まだ使えそうな壁は修復だけで済みそうなので修復方法も教えてもらいました。
壁から剥がれ落ちていた土壁を集めまた水と藁で混ぜてみるとそのまま使える言うのです。
やってみると本当に柔らかくなってそのまま塗って使うことが出来余りにも簡単で驚きました。
今注目を集め始めてる土壁。
もっと流行してあちこちで見られるようになってほしい。
参考：土壁 補修 種類
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